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地場総研について

私が不動産会社の事業承継を行う地場総研を創業した理由

26歳の春、新卒から勤めていた不動産会社を退職しました。
就活生の頃、都市開発に憧れ、第一志望で入社した会社でしたが、どこか物足りなさを感じていました。

2つの部署を経験し、業務にも少しずつ慣れてきていましたが、
「会社で生まれる成果は自分の力ではない。このままの自分でいいのか?」
常にそうした思いを抱えながら働いていました。

そんな中で、会社の力に頼り切らないよう
当時会社の中で誰もやっていなかった飛び込み営業や
電話営業を行い、そのまま一件成約出来ました。

ただ、それでも会社の力に大きく助けられていることは自覚していました。
このまま「楽な世界に生きていてはダメだ。外の世界に出て自分の力で勝負しよう。」と退職を決断しました。

とはいえ次の会社が決まっているわけではなく、退職の理由を話すと周囲からは驚かれ、時には笑われもしました。
当時のボーナスは年2回、夏と冬合わせて7ヶ月分。月給も平均より高い。
「この環境を捨てて何をするのか?」と。

しかし、私は「このまま大手で会社の力におんぶにだっこではいけない。」と危機感を持っており、
これは自分の生き方ではないと確信していました。

起業、そして事業承継との出会い

退職後、地元の福岡に戻り、友人と不動産会社を立ち上げました。
しかし、短期的な売上を重視する友人と、長期的な成長を目指す私との間で方向性が合わず、解散。
その後、東京に戻り、一人で不動産会社を創業しました。

自分の力でやりたいことを実現する自由な環境を手に入れましたが、ここでも満たされない思いがありました。
「ただ売上を追い続けるだけでは、自分は満たされない」そう感じました。

そんな時、偶然の出会いがありました。
知り合いの経営者と一緒にお酒を飲んでいたところ、
「不動産管理会社を経営している高校の同級生が後継者不在に悩んでいる」と聞きました。

当時不動産売買で単発の売り上げを追い求めていた自分にとって、
お客さんと深く関わり定期収入のある不動産管理を行っていきたいという常々考えており、
その先どう話が繋がるかは深く考えずに、「是非その方とお会いしたいです。紹介してください。」とお願いしていました。

その後紹介してもらった後継者不在の経営者とお話しする中で、
価値観や考え方に尊敬の念が生まれていました。

そしてコミュニケーションを取っていく中で、
「本武くん、君がこの会社を継いでくれないか」と言われました。
これまでの自分がやってきたこととは違う形で、価値を生み出せるのではないか――そう感じた瞬間でした。

事業承継の覚悟と挑戦

会社引継ぎのオファーを頂いてからも時間をかけて話し合いをして、
お互いの希望が一致し、事業承継の合意に至りました。

しかし、それは始まりに過ぎませんでした。
代表交代は単なる肩書きの交代ではなく、思いや人間関係、顧客との信頼も含めて繋いでいく必要があり、
特に人との繋がりが大切な中小企業では当事者間で合意をしても事業承継がうまくいくとは限りません。

私は一般社員として会社に入社して、
前代表から業務を学びつつ、既存社員や顧客との関係構築に全力を注ぎました。
毎日20年以上勤務している社員の信頼を得るために対話を重ね、地域の顧客一人ひとりに挨拶回りをしました。
こうして時間をかけて周囲の信頼と感謝を得て、無事に代表交代を果たしました。

事業承継は「会社を受け継ぐ」だけではありません。
その背景にある想いや人との繋がりを未来に繋ぐ挑戦なのです。

地場総合研究所を創業した理由

この経験を通じて、私は「事業承継」という分野に人生を賭ける覚悟を決めました。
次世代へのバトンを繋ぎ、事業の価値を守りながら発展させる――これが私の使命だと確信しました。

現在、引き継いだ不動産管理会社では、業務効率化や新たな人材の採用を進めています。
これまで社長が行っていた事務業務は事務スタッフを採用して任せていく。
また、営業に関しても長く関わっている既存顧客への対応は既存スタッフへ任せ、
新たに顧客を開拓する営業スタッフを採用してこれまでの会社になかった業務を任せています。

その成果は、少しずつ出てきており、管理報酬が主な売り上げだったところから、
事務所の賃貸仲介や売買による売り上げが過去最高になっています。

これは同じ悩みを抱える会社にとって事業承継の一つのモデルケースになると確信しています。

これからの地場総合研究所

私は、本気で仕事に打ち込んできた経営者が、後継者不在によって会社の価値を失くしてしまうのではなく、
未来に繋げて更に価値を上げていく、その手助けをする存在になりたいと考えています。

これまでの努力や想いを次の世代に託したいあなた。
先人の想いを受け継ぎ、事業を背負う覚悟のあるあなた。

地場総合研究所は、そんな方々のために全力で貢献してまいります。

株式会社地場総合研究所
代表取締役 本武 育真

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